変り種のペールエールだなぁ。
ヘリオスブルワリーは沖縄の泡盛で有名な酒造メーカーのクラフトビールなのだ。
個人的な理由からヘリオスブルワリーには注目していた。沖縄という地は、暑いためビール醸造には向かないのではないかという思いがあった。また、いわゆるナイチ、沖縄方言で日本本土ののことを言うのだが、その気候の差によって味覚の欲求が違うことは不利になるだろうとみていた。
しかし、
フタを開けてみると、想像のようには単純ではなかった。
うまいビールが続々と出てくるではないか。
オリオンからもおいしいIPAがある。IPAにしてはちょっと軽めではあったが。ニヘデビールも悪くない。最近では、コザ酒造というのもある。沖縄クラフトは注目で面白い。
話を戻すとすると、肉専用ベールエール。クラフトビールだが缶入りであることに感心する。ビールは缶の方が品質を保ちやすいからよい。また、軽いし割れる心配もない。
色はオレンジの様な褐色で好きな麦汁具合。若干渋い系のホップで、ペールエールにしては苦めだと思う。弱めのIPAと言っても通じる苦さがある。そして、甘味もあるほうで苦みとのバランスはちょうどいい。後味は渋いわりに、残らないようでいい渋味だと思う。
味は濃いめで、甘味も強めだが、おそらくアメリカンペールエールの系統だと思われる。麦汁に雑味がないところとホップの香りはさわやかで、イギリス調の伝統的な落ち着きではないところからもそうといえる。
個人的好みを言えば、この甘味は好きで、ホップの主張具合も好きなビールだ。通年で販売しても飲めるビールである。
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