たまたまスーパーで売られていた。
京都麦酒を見かけるのは珍しいのだ。
パッケージを見ると珍しい理由も何となくわかる。
缶で販売していたのだが、このビールは無濾過のもので、酵母入りと表記されている。無濾過は無濾過でも、製造所によってやはり酵母の入り具合は違ってくるが、わざわざわかりやすいように記載されているということは環境に左右されやすいぞ! ということだ。
残念ながら、不意に見つけたビールのため万全の態勢で持って帰ることはできなかった。
飲んでみた感想はというと、
見た目はペールエールにしては明るめに感じた。麦汁は甘め。ホップの強さは穏やかで日本の代表的なビールに近い風味。イングリッシュ系、アメリカ系のペールエールで考えるよりかは、日本的なペールエールという表現が適している。
詳しくみると、ホップの点で、柑橘味、香りはないためアメリカ系とは言えないし、麦汁の点ではモルト味はクリアなためボディがイギリス系としては軽い。とてもクリアな飲み口である。イギリス系独自の後味はなく、スッキリしている。
意外や意外。もしかしたら、こういうビールの系統を日本のスタイルとして作れるかも知れない。クリアペールエールとか、クリスタルヴァイツェンからパクって、クリスタルペールエールとはどうだろうか?
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